総務に向いてない人の特徴7つ!現役総務が仕事の向き合い方も本音で解説

総務のキャリア・仕事術

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人事さん
人事さん

また備品の発注をミスしちゃった…。
私、総務に向いてないのかな。

小さなミスが続いた日や、電話と来客と問い合わせ対応に追われて頭が真っ白になった日。

そんな帰り道に、ふと「総務 向いてない」と検索してしまった・・・。

もしそうなら、最初に伝えたいことがあります。

「向いてないかも」と悩むのは、仕事に真剣に向き合っている証拠です。

本当に向いていない人は、そもそもこんなふうに悩みません。

私は中小企業で総務人事をほぼひとりで担当していますが、正直に言うと、今でも「私、この仕事に向いてるのかな?」と思う日があります。

それでも続けてこられたのは、「向いてない」の正体を分解して考えられるようになったからです。

この記事では、現役総務の本音として、総務に向いてない人・向いている人の特徴と、「向いてない=辞めるべき」ではない理由、そして向いてないと感じたときの選択肢まで、順番にお話しします。

この記事はこんな人向けです♪
  • ミスが続いて「総務に向いてないかも」と落ち込んでいる人
  • 総務に向いてない人・向いている人の特徴を知りたい人
  • 「向いてないなら辞めるべき?」と迷っている人
  • 総務の経験を活かせる次の道を考え始めた人

向いてないと悩むのは総務あるある

まず前提として、総務の仕事で「向いてないかも」と感じる瞬間があるのは、ごく普通のことです。

というのも、総務の仕事はそもそも「苦手な部分に必ずぶつかる」構造をしているからです。

  • 備品管理・契約・社内行事・労務・来客対応…と業務範囲が果てしなく広い
  • 電話や急な依頼など、突発的な割り込みが多い
  • がんばっても成果が数字で見えにくい
  • ミスをしたときだけ目立つ

これだけ幅が広ければ、全部が得意な人なんていません。

どんなに優秀な総務さんでも、どこかに「苦手ゾーン」を持っています。

ワーママichi
ワーママichi

私も駆け出しの頃は、電話を取りながらメモが追いつかず、あとで冷や汗をかいたことが何度もあります。「向いてないかも」は総務あるあるなんです。

とはいえ、「みんな悩むから大丈夫」で終わらせても、モヤモヤは消えませんよね。

まずは「総務に向いてない人」と言われる特徴を、現役の目線で正直に挙げてみます。

総務に向いてない人の特徴7つ【現役総務の本音】

ネットの一般論ではなく、実際に総務の現場にいて「この傾向が強いと総務はしんどいだろうな」と感じる特徴を7つ挙げます。

当てはまるかどうか、チェックする気持ちで読んでみてください。

①複数の仕事を同時に進めるのが苦手

総務は「ひとつの仕事にじっくり集中する」時間がほとんど取れません。

朝は来客準備、午前は請求書の処理、午後は会議室の調整と備品の発注…と、常に細かい仕事が並走します。

しかも締め切りがバラバラなので、頭の中で優先順位を組み替え続けることになります。

「ひとつ終わらせてから次へ」のスタイルで働きたい人には、この並行処理が想像以上に消耗します。

②細かい確認作業やチェックが苦手

書類の記載ミス、金額の桁、宛名の漢字。

総務の信頼は、こうした細部で決まります。

たとえば社会保険の手続きで生年月日を1桁間違えると、訂正のやりとりが発生してかえって仕事が増えます。

取引先への文書で社名や役職を間違えれば、会社全体の信用に関わることも。

「だいたい合ってればOK」なタイプだと、ミスのたびに自信を削られやすいです。

③突発的な割り込みでペースが乱れるのがストレス

「ちょっといい?」の一言で予定が崩れるのが総務の日常。

集中して給与計算をしている最中に、コピー機の故障と来客と電話が重なる…なんて日もあります。

朝に立てた「今日のやることリスト」が、夕方になっても半分も消えていないことは珍しくありません。

自分のペースを守りたい人には、この割り込みの多さがかなりつらく感じられます。

④自分の成果をはっきり評価されたい

総務の仕事は「できて当たり前」と見られがちで、営業のように数字で評価されません。

何事もなく1年が終わったら、それは総務がうまく回した証拠なのに、「今年は何もなかったね」で終わってしまう。

逆にトラブルが起きたときだけ「総務は何をしてたの?」と言われがちです。

成果が形になる実感がほしい人ほど、物足りなさを感じやすいです。

⑤サポート役より自分が主役の仕事がしたい

総務は会社全体を支える縁の下の力持ちで、スポットライトはなかなか当たりません。

忘年会や健康診断の手配をスムーズにこなしても、それは「やって当たり前」。

備品を新しくして現場が使いやすくなっても、便利さを実感するのは社員で、裏で動いた総務は気づかれないことがほとんどです。

とくに中小企業のひとり総務だと、頑張りを近くで見てくれる同じ職種の仲間もいなくて、余計に「誰にも評価されていないな」と感じやすいんですよね。

「自分の名前で実績を積み上げたい」という気持ちが強い人には、ここが物足りなく映ります。

⑥社内の板挟みや調整ごとが極端に苦手

会社のルールを守らせる立場と、現場の「これくらいいいでしょ」の間に立つのが総務です。

経費精算のルールを徹底すれば「細かい」と嫌がられ、緩くすれば経理や社長から注意される。

どちらの言い分もわかるからこそ、間に立つ自分が消耗していくんですよね。

人と人の間に入ること自体が強いストレスになる人は、消耗しやすいポジションです。

⑦ルーティンワークが退屈で仕方ない

給与計算、社会保険の手続き、備品の発注。

毎月・毎年決まって回ってくる仕事が多いのが総務の特徴です。

4月は入社手続き、6月は労働保険の年度更新、11月は年末調整、それに取締役会や株主総会の準備…と、1年のカレンダーがほぼ固定されています。

この「安定した繰り返し」を心地よいと感じるか、退屈と感じるかは、人によってはっきり分かれるところ。

常に新しい刺激がほしい人には、単調に感じられることがあります。

人事さん
人事さん

うわ…半分くらい当てはまってるかも。やっぱり向いてないのかな…。

いくつか当てはまっても、落ち込まないでくださいね。

この7つに1つも当てはまらない人は、たぶんいません。

大事なのは「いくつ当てはまるか」よりも、次に紹介する「向いている人の特徴」とのバランスです。

逆に総務に向いている人はどんな人?

逆に、総務に向いている人の特徴はこんなイメージです。

  • 人の役に立てたことが素直にうれしい
  • 細かい違和感(誤字・数字のズレ・在庫の減り)に気づける
  • 複数の仕事を切り替えながら進めるのを面白がれる
  • 目立つより「縁の下の力持ち」ポジションが心地いい
  • 社内の空気や人間関係の変化に敏感

読んでみてどうでしょうか。

「向いてない特徴」と「向いている特徴」が両方いくつかずつ当てはまったのではないかと思います。

適性って「向いてる/向いてない」のどちらかにきっぱり分かれるものではなく、誰でも「向いてる部分」と「向いてない部分」が混ざっているものなんです。

だからこそ、いくつか当てはまったからといって、すぐに結論を出す必要はありません。

総務に向いてない=辞めるべきだとは思わない理由

「向いてない特徴に当てはまった。じゃあ辞めて違う仕事の方がいいかな・・・?」と思う人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。

理由は3つあります。

理由①適性は「総務」ではなく「業務」単位で決まるから

総務とひとことで言っても、中身は備品管理・契約事務・労務・社内行事・受付対応…と、まったく性質の違う仕事の集合体です。

正確さが命の事務作業もあれば、コミュニケーションが中心の調整ごともあります。

ここまで求められる能力の幅が広い職種は、実はかなり珍しいと思います。

だから「備品管理は苦手だけど社内調整は得意」という人は普通にいます。

「総務に向いてない」のではなく「総務の中の一部の業務が苦手なだけ」、というケースがとても多いんです。

理由②環境によって向き不向きは大きく変わるから

ひとり総務だと、苦手な業務も全部自分に降ってきます。

でも、人数のいる総務部なら「細かいチェックは得意な人に、調整ごとは別の人に」と分担できます。

会社の規模や社風によっても、総務の役割はまったく違います。

ルールが整った会社の総務と、何でも屋にならざるを得ない中小企業の総務では、同じ「総務」でも別の仕事と言っていいくらいです。

今の環境で苦しい=総務そのものに向いてない、ではありません。

理由③苦手は仕組みでカバーできるから

細かい確認が苦手でも、チェックリストやダブルチェックの仕組みを作れば、ミスはかなり減らせます。

割り込みに弱いなら、「この時間だけは集中させてほしい」と周りに宣言してしまうのもひとつの手です。

記憶に頼らず、リマインダーやメモのツールに任せるだけでもだいぶ変わります。

性格を変えるのは難しくても、やり方は変えられます。

ワーママichi
ワーママichi

私は発注ミスが続いた時期に自分専用の確認リストを作ったら、ミスがピタッと止まりました。「向いてない」と責める前に、仕組みを疑ってみるのがおすすめです。

総務に向いてないと感じたときにできること3つ

それでも「やっぱりしんどい」というときのために、現実的な選択肢を負担の軽い順に3つ紹介します。

①「苦手の正体」を業務単位で書き出す

「総務に向いてない」と丸ごと悩むのではなく、今の業務をぜんぶ書き出して、「苦手・普通・得意」で仕分けてみてください。

書き出してみると、「苦手なのは電話対応と急な割り込みだけで、コツコツやる事務作業は嫌いじゃない」など、意外な発見があります。

苦手が特定の業務に偏っているなら、それは適性の問題ではなく分担や仕組みの問題です。

紙とペンで15分あればできるので、モヤモヤしている人はまず今夜試してみてほしいです。

②得意に寄せられないか職場で相談する

仕分けができたら、苦手業務のやり方を変えたり、一部を他の人やツールに任せられないか相談してみましょう。

たとえば「電話の一次対応を当番制にする」「経費精算をシステム化する」など、小さな変更でも負担はぐっと減ります。

ひとり総務で相談相手がいない場合も、「この業務だけ外注できませんか」という提案なら通ることがあります。

ポイントは「つらいから変えたい」ではなく「こうすれば会社にもメリットがある」という形で伝えることです。

ワーママichi
ワーママichi

私の会社は半期に1度面談があるので、そこで正直に上司へ「業務が多いので、せめて発注の一部は資材関係の部署と調整してもらえませんか」とお願いしました。改まった場のほうが、こういう相談は切り出しやすいですよ♪

③総務の経験を活かして環境を変える

①②を試しても消耗が続くなら、環境ごと変える=転職も、自分を守るための立派な選択肢です。

同じ総務でも、会社が変われば業務の中身も評価のされ方も驚くほど変わります。

それに、総務の経験は「別の職種」にもつなげやすいんです。

数字のチェックや事務が得意なら経理へ、人と関わる調整ごとが好きなら人事・採用へ、社会保険や入退社の手続きに強いなら労務へ——ひとり総務で何でもやってきたぶん、「どこに得意を寄せるか」の選択肢は実は広いんですよね。

「今の会社で何でも屋を続ける」だけが道ではなく、得意な業務に絞れる会社や部署に移る、という進み方もあります。

ここで覚えておいてほしいのは、「向いてないかも」と悩みながら続けてきた総務の経験は、市場ではちゃんと価値があるということ。

幅広い業務をひとりでこなしてきた人材を欲しがる会社はたくさんあります。

ただ、ふつうの転職サイトだと総務の求人は埋もれがちで、仕事の大変さも伝わりにくいんですよね。

総務・人事・経理のようなバックオフィス(管理部門)に特化した転職サービスなら、「どの業務が得意でどれが苦手か」という総務ならではの事情をわかったうえで、合う環境を一緒に探してもらえます。

私が見てきた中では、Backup Career(バックオフィスキャリア)が管理部門特化で相談しやすいサービスだと感じました。

ワーママichi
ワーママichi

「今すぐ転職する気はないけど話だけ聞いてみる」でも大丈夫。プロに話すと「向いてない」と思っていた経験が意外と強みだとわかって、気持ちがスッと軽くなりますよ。

登録も相談も無料なので、「このまま総務を続けていいのかな」というモヤモヤの整理に使ってみてください。

まとめ

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 総務は業務範囲が広く、誰でもどこかに「苦手ゾーン」がある
  • 向いてない人の特徴7つに当てはまっても、向いている特徴とのバランスで見る
  • 適性は「総務」単位ではなく「業務」単位で決まる
  • 苦手は仕組みと環境でカバーできる。向いてない=辞めるべきではない
  • それでも消耗が続くなら、総務経験を活かして環境を変える選択肢もある

「向いてないかも」と立ち止まって考えられるのは、それだけ真剣に仕事と向き合ってきたからです。

自分を責める材料にするのではなく、働き方を見直すきっかけにしてもらえたらうれしいです。

「そもそも今の状況が限界かも」と感じている方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

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