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取引先から訃報の連絡が入ると、毎回少しドキッとしますよね。
「まず何を確認すればいいんだっけ」「返信はどう書けば失礼がないかな」「香典って、うちから出すべき?」と、頭の中で確認することが一気に増えてしまいます。
社内の不幸と違って、取引先のことは社内にマニュアルがないことも多くて、毎回ちょっと迷います。しかも相手先のことなので、対応を間違えると会社同士の関係にも響きかねない…と思うと、余計に慎重になりますよね。
取引先の社長さんの訃報がメールで届いたとき、上司は不在、過去の記録もなし…で、正直かなり焦りました。。
この記事では、取引先から訃報を受けたときに、会社としてどう連絡・対応すればいいのかを、現役総務の実例ベースで順番に整理しました。返信メールや弔電の文例もそのまま使える形で載せています。
- 取引先から訃報が届いて、何から手をつければいいか迷っている方
- 訃報への返信メールの書き方や例文を探している方
- 香典・供花・弔電を出すべきか、どこまで対応するか判断したい方
- 取引先の社長や役員の訃報で、会社としての対応を任された総務の方
取引先の訃報を受けたら最初に確認する3つのこと
訃報の連絡が入ったら、すぐ動きたくなりますが、その前に確認したいことが3つあります。ここを押さえておくと、後の対応がぶれません。
1. 誰が亡くなったのか(続柄と立場)
まず、亡くなったのが「取引先の経営者本人」なのか、「役員・社員」なのか、「社員のご家族」なのかで、会社としての対応の重さが変わります。
- 取引先の社長・会長など経営トップ → 会社対会社として、きちんとした対応が必要
- 取引先の役員・担当者本人 → 部署・担当ラインでの対応が中心
- 取引先社員のご家族 → 基本は担当者個人レベルの心遣いで十分なケースが多い
なお、亡くなったのが取引先ではなく自社の従業員やそのご家族だった場合は、対応の流れが少し変わります。くわしくはこちらの記事でまとめています。

2. 葬儀の形式(家族葬かどうか)
最近は「家族葬」「近親者のみ」で行うケースがとても増えています。この場合、香典・供花・弔電・参列のすべてを「辞退します」とされていることが多いです。
訃報の文面に「誠に勝手ながら御香典・御供花の儀は固くご辞退申し上げます」といった一文があれば、その意向を必ず尊重します。良かれと思って香典を送ると、かえって相手に気を使わせてしまいます。
3. 通夜・葬儀の日時と、対応の締め切り
弔電は「通夜・葬儀が始まる前」に届かないと意味がありません。供花も葬儀社への発注に締め切りがあります。日時を確認したら、「いつまでに何を手配するか」を逆算してメモしておくと安心です。
家族葬かどうかの確認って、地味だけど一番大事ですよね。。送ってから「辞退でした」だと気まずい…
取引先の訃報への返信メール例文
訃報をメールで受け取った場合、まずはお悔やみの返信を送ります。長く書く必要はありません。簡潔に、お悔やみの気持ちと「無理のないように」という配慮を伝えれば十分です。
メールでの返信は、忌み言葉(「重ね重ね」「たびたび」「追って」など)を避けるのがマナーとされています。神経質になりすぎる必要はありませんが、頭の片隅に置いておくと安心です。
取引先の担当者本人へのお悔やみ返信メール例文
件名:お悔やみ申し上げます(株式会社○○ 氏名)
○○株式会社
△△様ご連絡をいただき、心よりお悔やみ申し上げます。
ご尊父様のご逝去とのこと、さぞお力落としのことと存じます。ご多用かと存じますので、ご返信にはおよびません。
どうかご無理をなさらず、お身体を大切になさってください。略儀ながら、メールにてお悔やみを申し上げます。
株式会社○○
氏名
取引先の社長・代表者の訃報への返信メール例文
件名:弔意を申し上げます(株式会社○○)
○○株式会社
総務ご担当者様貴社代表取締役 △△様のご訃報に接し、社員一同、謹んでお悔やみ申し上げます。
生前に賜りましたご厚情に、心より感謝申し上げます。本来であれば直接お伺いすべきところ、まずは書中(メール)にてお悔やみを申し上げます。
株式会社○○
代表取締役 氏名
ポイントは、「返信不要」「無理をなさらず」と相手の負担を減らす一言を入れることです。相手は対応に追われているので、こちらへの気遣いを求めない姿勢が一番の心遣いになります。
取引先の訃報を受けたときの社内連絡
取引先の訃報は、自分一人で抱えず、社内の関係者にも共有します。特に、その取引先と付き合いのある営業・役員には早めに伝えましょう。香典や弔電を「会社として」出すかどうかは、上長の判断が必要になることが多いからです。
社内連絡では、次の点を簡潔にまとめると伝わりやすいです。
- どの取引先の、誰が亡くなったか(続柄・立場)
- 通夜・葬儀の日時・場所・形式(家族葬かどうか)
- 香典・供花・弔電・参列について、会社としてどうするか(判断をあおぐ)
社内へ送る通知メールの文例は、こちらの記事にコピペで使える形でまとめています。

香典・供花・弔電はどこまで出す?取引先への対応の判断基準
「うちから香典を出すべき?」という判断は、ケースバイケースで一番悩むところです。目安として、次のように考えると整理しやすいです。
| 亡くなった方 | 香典・供花・弔電の目安 |
|---|---|
| 取引先の社長・会長 | 会社として弔電は出すことが多い。付き合いの深さで香典・供花も検討 |
| 取引先の役員・担当者本人 | 担当部署として弔電・供花を検討。関係が深ければ香典も |
| 取引先社員のご家族 | 基本は担当者個人の判断。深い付き合いがなければ控えめでもよい |
判断に迷ったら、「これまでの付き合いの深さ」と「先方が辞退していないか」の2点で決めるのが基本です。そして何より、家族葬で「辞退」とある場合は、気持ちだけ受け取って何も送らないのが正解です。
迷ったら「過去にその取引先へ何かしたことがあるか」を経理や前任者に聞くのが確実です。前例があると一気にラクになります♪
逆に、自社が会社から弔慰金を「受け取った」ときのお返しについては、こちらでくわしく解説しています。

取引先への弔電・供花の送り方と文例
会社として弔電や供花を送ると決めたら、できるだけ早く手配します。通夜・葬儀の開始前に届くことが絶対条件です。
弔電の文例(取引先の社長・代表者向け)
貴社代表取締役 △△様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
生前のご功績を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
株式会社○○ 代表取締役 氏名
弔電はネットからでも申し込めます。たとえば電報サービス【VERY CARD】なら、用意された文例から選ぶだけで送れるので、文面を一から考えずに済みます(くわしくは次の項目で紹介します)。宛名は「喪主様」または「○○家 ご遺族様」とするのが一般的です。
弔電・供花は当日対応のサービスが便利
供花(きょうか)は、葬儀を担当している葬儀社に直接発注するのが確実です。
ただ、会場ごとに飾れる花の規格やルールが決まっていることが多いです。葬儀社の連絡先を調べて、金額・名札・締め切りを確認して…と、急ぎの場面では意外と手間がかかります。
そんなときに便利なのが、弔電と供花をまとめて手配できる電報サービス【VERY CARD】です。
当日配達に対応していて、訃報を受けたその日のうちに申し込めるのが心強いところ。
さらに、供花は葬儀会場との飾り付けの調整までやってくれるので、こちらで葬儀社とやり取りする手間が省けます。
メッセージ・送料込みで1,650円〜とリーズナブルなのもうれしいポイントです。
社内に前例がなくて慌てがちな取引先の弔事こそ、「当日手配・会場調整までお任せ」のサービスを1つ知っておくと、いざというとき本当に助かります。
通夜・葬儀に参列する?取引先への弔問のマナー
参列するかどうかも、付き合いの深さで判断します。
- 取引の深い相手・経営トップの訃報 → 役員や担当役職者が通夜または葬儀に参列するのが丁寧
- 通常の取引関係 → 弔電・供花で気持ちを伝え、参列は控えるケースも多い
- 家族葬で参列辞退の場合 → 参列しない。後日あらためてお悔やみを伝える
家族葬などで参列できなかった場合は、後日(四十九日が明けるころまでが目安)に弔問やお悔やみ状で気持ちを伝える方法もあります。落ち着いたころに「あらためてお悔やみ申し上げます」と一言添えるだけで、相手への印象は大きく変わります。
なお、自分や家族に不幸があったときに会社へどう連絡すればいいか迷ったら、こちらの記事も参考になります。

取引先の訃報対応でやってはいけないNG行動
最後に、避けたい対応を3つだけ。
- 辞退の意向を無視して香典・供花を送る → 家族葬で「ご辞退」とあるのに送ると、相手に気を使わせてしまいます。
- 連絡が遅れて弔電が葬儀に間に合わない → 弔電は葬儀前に届いてこそ。日時を確認したらすぐ手配を。
- お悔やみの返信で長文・忌み言葉を使う → 返信は簡潔に。「重ね重ね」などの重ね言葉は避けます。
「早く・簡潔に・相手の意向を尊重」の3つを覚えておけば、大きく外さないってことですね。
まとめ
取引先の訃報対応は、最初の3つの確認(誰が・家族葬か・締め切り)さえ押さえれば、あとは落ち着いて進められます。
- まず「誰が・どんな形式か・いつまでか」を確認する
- 返信メールは簡潔に、「無理なさらず」の一言を添える
- 香典・供花・弔電は付き合いの深さと辞退の有無で判断する
- 家族葬で辞退とあれば、気持ちだけ受け取って何も送らない
- 弔電・供花は葬儀前に届くよう、とにかく早く手配する
会社同士の関係だからこそ、丁寧で心のこもった対応は、その後の信頼にもつながります。この記事が、いざというときの落ち着いた対応の助けになればうれしいです。

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