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毎日あたりまえのように「総務」って言ってるけど、そういえばこれって何かの略なんですか?由来とか、考えたこともなかったです。
「総務」って、毎日あたりまえのように使っている言葉ですよね。
私も総務の仕事を何年もやってきましたが、ある日ふと「そもそも総務って、何かの略なんだっけ?」と気になったことがあります。
気になって調べてみたら、ちょっと意外な事実がわかったんです。
この記事では、「総務とは何の略なのか」という素朴な疑問に、由来や漢字の意味からわかりやすくお答えします。
ついでに「総務って結局どんな仕事?」「庶務や事務と何が違うの?」というところまで、まとめて整理していきますね。
- 「総務」がそもそも何の略なのか気になっている
- 総務に配属されたばかりで言葉の意味から知りたい
- 総務・庶務・事務の違いがあいまいでモヤモヤしている
- 総務って結局どんな部署なのかざっくり知りたい
総務は「何かの略」ではありません【結論】
先に結論からお伝えします。
「総務」は、実は何かの略語ではありません。
「特急=特別急行」「入試=入学試験」のように、長い言葉を縮めた略語だと思っていた方も多いかもしれません。
でも総務はそうではなく、「総」と「務」という2つの漢字それぞれに意味があって、その意味を組み合わせてできた言葉なんです。
ざっくり言うと「総務=会社全体の(あらゆる)仕事をとりまとめる」という意味になります。

私も「略だと思ってた…!」とちょっと驚きました。毎日使っている言葉でも、意味を知らずに使っていることって案外ありますよね。
「総」と「務」それぞれの意味を分解してみた
なぜ「総務=会社全体をとりまとめる仕事」になるのか。
漢字を1文字ずつ分解すると、すっきり理解できます。

「総」と「務」、それぞれの意味を見ていきますね。
「総」の意味
「総」には、「すべて」「全体」「ひとつにまとめる」という意味があります。
「総合」「総額」「総まとめ」といった言葉を思い浮かべると、なんとなくイメージがつきますよね。
どれも「全部をひっくるめて」というニュアンスが入っています。
「務」の意味
「務」は、「つとめ」「仕事」「役目」という意味です。
「業務」「勤務」「事務」など、仕事に関する言葉によく使われる漢字ですね。
「総」と「務」の2つを合わせると
つまり「総(すべて)」+「務(仕事)」で、「会社全体のあらゆる仕事をとりまとめる」という意味になります。
英語では総務のことを「General Affairs」と言います。
「General(全般的な)+Affairs(事務・業務)」なので、こちらも「略」ではなく、意味どおりの言葉になっていることがわかりますね。
総務はいつからある言葉なのか
はっきりとした語源の記録は残っていませんが、「総務」は明治以降に官庁や会社といった近代的な組織がつくられていく中で、「組織全体の事務をとりまとめる部門」を表す言葉として広まったといわれています。
今では会社だけでなく、役所(総務省など)や学校、団体まで、あらゆる組織で使われている言葉です。
総務とはどんな仕事をするところなのか
意味がわかったところで、「じゃあ総務って結局どんな仕事をするの?」というところも見ておきましょう。
総務は、名前のとおり「会社全体のいろいろな仕事をとりまとめる」部署です。
売上を直接つくる部署ではありませんが、会社がスムーズに回るように、あらゆる困りごとを引き受ける“縁の下の力持ち”のような存在です。
たとえば、こんな仕事があります。
- コピー機が壊れた → 業者に連絡して手配する
- 備品や消耗品が切れそう → 在庫を管理して発注する
- 新しい社員が入る → 机やパソコン、名刺を準備する
- 来客がある → 会議室やお茶の用意をする
- 防災や社内行事 → 全体をとりまとめて準備する

「どこの部署がやるか決まっていない仕事」は、だいたい総務に集まってきます(笑)まさに“会社のなんでも屋”ですね。
特に中小企業では、総務が人事・労務・庶務などを一人で兼任していることも多く、担当する範囲がとても広いのが特徴です。
総務の具体的な仕事内容は、こちらの記事で初心者向けにくわしくまとめています。

総務と「庶務」「事務」の違いとは?
総務とよく混同されるのが、「庶務」と「事務」という言葉です。
私も総務になりたての頃は、この3つの違いがあいまいでした。
言葉の意味を知っておくと、自分の仕事の位置づけがわかって少しスッキリしますよ。
事務とは
「事務」は、書類作成・データ入力・電話対応など、デスクワーク全般を指す言葉です。
特定の部署を表すというより、「事務作業そのもの」を指すイメージですね。
総務も人事も経理も、みんな「事務」をしています。
庶務とは
「庶務」の「庶」には「いろいろな」「もろもろの」という意味があります。
つまり庶務は、「決まった分類に入らない、こまごまとした雑務全般」を指します。
郵便物の仕分け、来客対応、備品の整理など、細かい業務をまとめて庶務と呼ぶことが多いです。
総務との違い
総務は、こうした庶務や事務も含めて、「会社全体をとりまとめる」より広い役割を持っています。
イメージとしては、こんな関係です。
| 用語 | 意味・役割 | おもな具体例 |
|---|---|---|
| 事務 | 書類作成やデータ入力などデスクワークそのもの | 請求書作成・データ入力・電話対応 |
| 庶務 | 分類しづらいこまごました雑務全般 | 郵便の仕分け・来客対応・備品整理 |
| 総務 | 庶務や事務も含めて会社全体をとりまとめる | 上記全般+契約管理・社内行事・防災 |

なるほど…総務のほうが範囲が広いんですね。ずっと同じ意味だと思ってました。
とはいえ、小さな会社では庶務・事務・総務をきっちり分けていないことがほとんどです。
私の会社でも、この3つは全部ひっくるめて「総務の仕事」として回しています。
なので、言葉の違いは「へぇ、そうなんだ」くらいに知っておけば十分だと思います。
ひとり総務として働いてみて感じること
ここまで「総務とは何か」を言葉の面から見てきました。
最後に、実際に総務をやってきた立場から、正直な感想を少しだけ。
総務は「会社全体をとりまとめる」と言うと立派に聞こえますが、日々の中身はとても地味です。
コピー機の紙詰まりを直したり、切れた電球を替えたり、社員からの「これどうすればいい?」に答えたり。
一つひとつは小さな仕事ですが、これがないと会社は回りません。
正直、誰かに大きく褒められる仕事ではないですが、「困ったら総務さんに聞けばいい」と頼ってもらえたときは、地味にうれしいものです。
これは私が感じていることですが、総務にとって社員はお客さんのような存在で、その社員が気持ちよく働ける環境をつくるのが仕事だと思っています。
だからこそ、社員がこの会社で長く働きたいと思ってもらえるように、日々会社の中での困りごとを一つずつ改善しています。

特別なスキルがなくても、目の前の困りごとをコツコツ片づけていけば大丈夫。総務は「全部をとりまとめる」名前のとおり、いろんな経験ができる仕事だなと思います。
総務とは何の略?よくある質問
最後に、「総務とは何の略?」に関連してよく聞かれる質問をまとめました。
Q. 総務とは何かの略ですか?
いいえ、略語ではありません。「総=すべて・全体」と「務=仕事」を組み合わせた熟語で、「会社全体の仕事をとりまとめる」という意味です。
Q. 総務は英語で何と言いますか?
「General Affairs(ジェネラル・アフェアーズ)」です。「全般的な業務」という意味で、日本語の総務とほぼ同じ考え方の言葉です。
Q. 総務と庶務の違いは何ですか?
庶務は「こまごまとした雑務全般」を指すのに対し、総務はその庶務や事務も含めて「会社全体をとりまとめる」より広い役割を持っています。
まとめ
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 「総務」は略語ではなく、漢字の意味からできた言葉
- 「総=すべて・全体」+「務=仕事」で「会社全体をとりまとめる」という意味
- 英語では「General Affairs(全般的な業務)」
- 庶務や事務も含めて、会社全体を支えるのが総務の役割
毎日なにげなく使っている「総務」という言葉も、由来を知ると少し見え方が変わりますよね。
「会社のあらゆる仕事をとりまとめる」という意味を知っておくと、自分の仕事に少し誇りが持てる気がします。
総務の具体的な仕事内容をもっと知りたい方は、あわせてこちらもどうぞ。


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