※この記事はプロモーションを含みます
総務の給料って、正直低くないですか?仕事を効率化して早く帰れるようになったのに、手取りが下がってしまって…。
総務の仕事をしていると、給料明細を見て「これだけ?」と思うことありますよね。
私も総務人事になって2年目のとき、手取りが20万円を切ったことがあります。
仕事のやり方を見直して、月15時間あった残業をゼロにした直後のことでした。
子どもがいるので定時で帰りたくて頑張った結果、残業代がなくなって手取りだけが減ったんです。
この記事では、総務の給料が上がりにくい理由と、手取りが下がったところから私がどうやって昇給につなげたかを書きました。
定時で帰るために変えた仕事のやり方、半期の面談で上司に伝えたこと、それでも給料が上がらない会社だったらどうするか…ぜひ参考にしてくださいね!
- 総務の給料が低いと感じてモヤモヤしている方
- 残業を減らしたら手取りまで減ってしまった方
- 評価面談で何を伝えれば給料が上がるのか知りたい方
- 頑張っても給料が上がらずこのままでいいのか迷っている方
総務の給料は本当に低いのか
総務の給料が低いかどうかは、実は会社の規模によってかなり違います。
厚生労働省のjob tag(総務事務)によると、総務事務の年収は全国平均で525.2万円(平均44.9歳)です。
この年収は、毎月の給料12か月分とボーナスを足した金額で、残業代も含まれています。
ただ、この数字には大企業で働く人も含まれています。
元になっている令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査の職種別の表をもとに私が計算すると、従業員10〜99人の会社で総務の仕事をしている人の年収は約435万円でした。
1,000人以上の会社(約603万円)と比べると、170万円近い差があります。
中小企業の総務は1人で何でも担当することが多いのに、給料は大企業より低くなりやすいんです。
私の会社は、有難いことにボーナスが5か月分ほど出ます。
そのため、手取りが20万円を切っていた2年目当時も、年収で見ると月の手取りほど低くはありませんでした。
それでも毎月の給料だけ見ると、「低い」と感じてしまうんです。
「この仕事量でこの金額?」と感じるのは、気のせいではないと思います。
総務の給料が上がりにくい3つの理由
総務の給料が上がりにくい理由は、大きく分けて3つあると思っています。
①売上に直結しないので評価されにくい
総務の仕事は、営業のように売上の数字で成果を見せることができません。
備品の発注も、入社手続きも、健康診断の手配も、できていて当たり前と思われがちです。
ミスなく回っているときほど、何もしていないように見えてしまうのがつらいところです。
②効率化するほど残業代が減ってしまう
総務の給料の話で、私がいちばん納得できなかったのが残業代のしくみです。
同じ量の仕事を早く終わらせると、残業代がなくなるぶん手取りが減ります。
逆に、時間をかけて遅くまで残っている人のほうが、給料が多くなることもあります。
頑張って効率化した人ほど損をするしくみになっているんです。
残業していたころは、残業代込みの金額が「自分の給料」だと思い込んでいました。定時で帰れるようになって初めて、基本給だけだとこんなに少ないんだと気づいたんです。
③昇給のチャンスが年1回の査定くらいしかない
中小企業では、給料が上がるタイミングが年1回の昇給や半期ごとの査定くらいしかないことが多いです。
その場で何も伝えなければ、「特に問題なし」で終わってしまいます。
私の会社には半期ごとの面談があるので、ここで何を伝えるかが給料に直結すると感じています。
残業を減らしたら手取りが20万円を切った話
総務人事になって2年目のころ、私の残業は月15時間ほど。
ちょうどその時期に、上司が「採用でほかの会社と差をつけたいから、健康経営を取り入れよう」と言い出したんです。
健康経営優良法人の認定を目指すことになり、その準備ももちろん総務の私の担当です。
健康経営優良法人というのは、社員の健康づくりにきちんと取り組んでいる会社が認定される制度のこと。
残業が続くと、子どものお迎えもどんどん遅くなっていきます。
そのせいで私自身がイライラして、子どもに当たってしまうことも。
子どもにも私の気持ちが伝わったのか、癇癪が出るようになってしまって…。
プライベートが上手く回っていないなぁと感じることが、少しずつ増えていきました。
そこで決めたのが、残業をやめて子どもたちとの時間を増やすことです。
仕事は増えているので、やり方そのものを変えるしかありません。
定時で帰るために実際に変えたのは、次の5つです。
①会議の議事録は文字起こしAIに任せる
会議の議事録づくりは、私の仕事の中でも特に時間がかかる作業でした。
Zoomのミーティングなら、文字起こしの機能を使えば一から書き起こす必要がありません。
Zoomを使わない会議で使っていたのは、ソースネクストの文字起こしAI「AutoMemo(オートメモ)」です。
②会議資料は紙をやめていきなりPDFでまとめる
社内の会議資料は、紙での印刷を廃止しました。
困ったのが、エクセル・ワード・パワポと書式がバラバラの会議資料。
PDFにまとめるだけでも、ひと苦労なんですよね。
そこで上司に相談して導入してもらったのが、ソースネクストの「いきなりPDF」です。
いきなりPDFなら、書式がバラバラの資料もPDFにして楽に編集できます。
私が使う範囲では、Adobe Acrobatでやっていた作業はいきなりPDFで十分。
しかも買い切りなので、本当に有難いソフトです。
使い勝手がよく、ほかの部署でも導入が決まったほどです。
Adobe Acrobatとの違いや、実際に使ってみて不便だったところまで知ってから導入を相談したいときは、こちらのレビューが参考になると思います。

③共有カレンダーのTODOリストに期限を書き込む
パソコンの共有カレンダーのTODOリストには、着手する仕事と、いつまでに終わらせるかを書き込んでいます。
あとはそのリストに向かって、ひたすら片づけていくだけ。
このTODOリストは、評価面談の前に自分が何をやってきたかを振り返るときにもすごく役に立ちます。
④頭を使う仕事は午前中にやる
企画書や会議資料の作成のように頭を使う仕事は、午前中に回すのが私のやり方です。
午後になると、お昼ご飯のあとということもあって集中力が切れてしまうんですよね。
眠気と戦いながら資料を作っても、なかなか進みません。
頭が冴えている時間にやれば、同じ資料でも仕上がるまでの時間がぜんぜん違います。
逆に午後は、衛生管理者としての職場巡視や備品在庫の確認など、体を動かす仕事を入れるようにしています。
⑤来客は遅くても14時までに入れる
来客の予定は、なるべく定時近くには入れず、遅くても14時までにしています。
夕方に来客を入れると話がだらだら長引きやすく、終わったあとも上司と仕事の話を続けてしまうことがあったからです。
こうして、月15時間あった残業は0時間に。
健康経営優良法人の準備には手間がかかりましたが、認定も無事に取れました。
今は定時で帰って、子どものお迎えとご飯作りもいつもの流れでこなせています。
ところが、そのあとに届いた給料明細を見てびっくり。
残業代がなくなったぶん、手取りが20万円を切っていたんです。
仕事の量は変わっていないどころか増えているのに、給料だけが下がる。正直「頑張ったのに損してる」と思いました。
給料を上げるために半期の面談で伝えたこと
仕事内容が増えている中、業務を効率化して残業をせずに頑張っているのに、給料は下がったまま。
このまま黙っているのは、どうしても納得できません。
そこで、半期の面談で上司に話してみることに。
面談で伝えたのは、残業時間の変化と仕事の量の2つです。
①前の年と比べて残業時間がどれだけ減ったか
面談で最初に伝えたのは、前の年は月15時間ほどあった残業が0時間になったという数字です。
勤怠の記録を見れば分かる数字なので、面談のために新しく何かを作る必要はありません。
②仕事の量は増えているのに残業していないこと
残業が減ったのは、仕事が減ったからではありません。
健康経営優良法人の申請準備のように、前の年にはなかった仕事も増えています。
それでも時間内に終わらせている、というのが面談で伝えたかったことです。
共有カレンダーのTODOリストを見返すと、半期のあいだに何をやってきたかがすぐに分かります。
文字起こしAIやいきなりPDF、来客の時間の決め方など、自分で工夫したことも具体的に話しています。
面談のあとボーナスの査定が上がり昇給につながった
半期の面談のあと、ボーナスの査定がアップ。
さらに進級試験にも1年早く推薦してもらえて、合格して昇給につながりました。
面談で上司から「数字で教えてくれると評価しやすい」と言われました。「常に改善しながら仕事をしてくれる印象があるから頼もしい」とも言ってもらえて、ちゃんと見てくれていたんだと思えました。
中小企業では、社員に転職されるのを嫌がる会社も少なくありません。
一から採用して教育し直す手間を考えると、経営者としては長く働いてほしいからです。
私の会社にも、その空気があります。
辞められるくらいなら要望を通そう、という判断が働くんですよね。
だからこそ、面談で伝えてみる価値はあると思います。
給料の面談の前に用意するものと伝え方の例文
給料の話につながる面談でも、準備するのは手元にあるものだけで十分です。
- 勤怠の記録(前の年と今の残業時間)
- TODOリストやスケジュール(この半期にやった仕事)
- 自分で工夫したこと(1〜2個でOK)
「給料を上げてほしい」と直接言うのは気が引けますが、数字を伝えるだけなら言いやすいと思います。
面談でそのまま使える伝え方の例も置いておきます。
前の期は月に〇時間ほど残業していましたが、今期は〇時間で終わらせています。
担当する仕事は増えていますが、会議の議事録に文字起こしを使うなど、やり方を見直して時間内に終えられるようにしました。
残業を減らしたことも含めて、評価の参考にしていただけるとうれしいです。
それでも給料が上がらない会社もあります
私の場合は、半期の面談があって、上司が数字を見て評価してくれる会社だったので昇給につながりました。
ただ、会社によっては面談がなかったり、評価のしくみ自体がなかったりします。
どれだけ数字を伝えても、給料のしくみが変わらない会社もあります。
そういうときは、今の会社で頑張り方を変えるより、働く場所を変えるほうが早いこともあります。
総務人事の仕事は、業種を問わずどの会社にもあります。
今までの経験がそのまま活かせるので、転職先の選択肢は思っているより幅広いはずです。
総務や人事のようなバックオフィスの仕事に絞って相談できる転職サービスもあります。
今すぐ転職を決めなくても、話を聞いてみるだけで、自分の経験がほかの会社でどう見てもらえるのかが分かります。
辞めたい気持ちがあっても、生活があるとすぐには動けないですよね。
勢いで辞めて後悔しないための順番を、こちらにまとめています。

どの転職エージェントに相談すればいいか分からないときは、総務・人事の求人に強いところを先に比べておくと、登録してから迷いません。

まとめ
総務の給料が上がりにくいのは、成果が数字に出にくく、効率化するほど残業代が減ってしまうしくみがあるからだと思います。
私は、残業を月15時間から0時間に減らしたことと、仕事が増えても時間内に終えていることを、半期の面談で数字にして伝えました。
その結果、ボーナスの査定が上がり、進級試験に1年早く推薦されて昇給できました。
準備したのは勤怠の記録とTODOリストくらいで、新しく何かを始めたわけではありません。
それでも給料が上がらない会社なら、場所を変えることも選択肢の一つです。
ぜひ、参考にしてみてください!


コメント